安倍文殊院

境内地図・施設紹介

「境内マップ」

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境内マップ

本堂

本堂

江戸時代 市指定重要文化財
寛文五年(1665)に再建された元安倍寺満願寺の本堂で現在の当山の本堂です。
七間四面の入母屋造りの本瓦葺に加え礼堂が附設しており、更には本堂奥に昭和四十八年に完成した文殊菩薩を安置する大収蔵庫があります。

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金閣浮御堂

夜の金閣浮御堂

七まいり行場

金閣浮御堂

金閣浮御堂・霊宝館は開運弁財天(大和七福神)、安倍仲麻呂、安倍晴明の御尊像、安倍晴明の御尊軸をはじめ陰陽道に関する宝物をお祀りしている御堂です。
堂内の六面の壁面には秘仏の十二天御尊軸(室町時代)がお祀りされています。
十二天とは四方(東・西・南・北)と、四隅(東北・東南・西北・西南)の八方、天と地、日と月、すべての方角を司る守護神です。
古来より七難即滅七福即生、私達は一生の内に七つの思いがけない災難があると言われています。
この御堂は「七まいり」という魔除け・方位災難除けを祈願する願掛けの修行場となっています。
「七まいり」では、そうした七難に遭わないために、旅行や転勤、引越しなど、どの方角に向かっても災難が起きぬ様、魔除け・方位災難除けの神仏が安置されている御堂の回廊を「おさめ札」を納めながら七回まわります。七難を取り除き、堂内で福を得る参拝の方法です。

春の寺宝展 3月~5月 秘仏開帳 帝釈天、伊舎那天、火天
夏の寺宝展 6月~8月 秘仏開帳 閻魔天、梵天、日天
秋の寺宝展 9月~11月 秘仏開帳 水天、羅刹天、風天
冬の寺宝展 12月~2月 秘仏開帳 毘沙門天、月天、地天
弁財天大祭 4月最終週土曜日~5月第一週日曜 十二天すべて開帳

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表山門

表山門

安倍文殊院の表山門は江戸時代に造られたものです。現在も参拝者はこの門の下を通り本堂へ向かいます。門の横に置かれている石は下馬という文字が彫られており、これにはどんな身分の方でもこの門よりは馬を下りて参拝するようにという意味がありました。

吉祥閣

吉祥閣

吉祥閣

2019年5月18日に落慶 二階建て
収容人数 280名
2階1部屋 大広間160名、1階3部屋 120名(40名ずつ) 全椅子席

僧侶の法話を聴き、お抹茶・お点前体験や健康薬膳精進料理を召し上がる事が出来ます。(予約団体に限る)

客殿五台閣

客殿五台閣

収容人数 150名

参拝者がお抹茶を召し上がるお接待の場所となっています。

西古墳

西古墳

西古墳は、飛鳥時代に造立されました。国の指定史跡の中で特に重要である「特別史跡」に指定されています。古墳の特別史跡指定は全国でも数件で、明日香の石舞台古墳、キトラ古墳、高松塚古墳と共に、当山の境内には二か所の史跡指定古墳を有します。この西古墳の内部は、大化元年(645)当時のまま保存されており、石材は良質な花崗岩を加工し、左右対称に石組みがされています。また玄室の天井岩は一枚の石で、大きさは15㎡あり、中央部分はアーチ状に削られています。古墳内部の築造技術の美しさは日本一としても定評があります。現在、この古墳には弘法大師が造られたと伝わる「願掛け不動」がお祀りされていますが、本来は大化元年に初の左大臣となり当山を創建した安倍倉梯麻呂の墓と伝えられています。

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稲荷神社

当山の稲荷社は安倍晴明出生の地として、古来より安倍晴明の母親と伝承される白狐・信太森葛葉稲荷をお祀りしています。
江戸時代まで境内にある西古墳の頂上に稲荷社がありました。
現在は、安倍晴明がお祀りされている金閣浮御堂が見える場所に遷座されています。
五穀豊穣・金運財運・商売繁盛・家運隆昌等の御利益が厚いことで信仰されています。

稲荷社
  1. 拝殿前に進み出て最初軽くおじぎをする。
  2. お賽銭を入れ、鈴を鳴らす。
  3. お願い事を念じる。
  4. 2回深く礼をする。
  5. 2回拍手をする。
  6. 1回深く礼をする。
  7. 最後に軽くおじぎをして退く

花の広場

花の広場

11月中旬~4月末頃までは、パンジー8000株を使った干支を描くジャンボ花絵
9月中旬~10月末頃までは、様々な品種のコスモスを使ったコスモス迷路が作成されます。

十一面観音

十一面観音

十一面観音は、苦しんでいる人をすぐに見つけるため、頭上に十一のお顔があり常に全方向を見守っています。奈良時代から多く信仰され、延命、病気治癒などを願って各地でお祀りされるようになりました。古来より当山に伝えられる十一面観音は昭和五十七年(1982)に、この場所に勧請し建立されました。また十一面観音の周りの側壁には四千五百体の奉納仏がお祀りされており、本堂、釈迦堂内にある奉納仏と合わせ毎年11月3日に大法要が行われます。

石仏

石仏

石仏群は、江戸時代に当山の境内地に、四国八十八所・西国三十三所の本尊仏として祀られていた石仏を一同に安置したものです。その前には弘法大師像と御砂踏み石がお祀りされており、「御砂踏み石」の中には四国八十八所の御砂が奉納されています。参拝の方は、石の上に立ち諸願成就を御祈願下さい。

東古墳

東古墳

東古墳は、飛鳥時代に造立されました。ここは「閼伽井(あかい)の窟」とも呼ばれています。閼伽井とは「閼伽水の井戸」の意で、羨道の中程に古来より枯れることのない泉があったことが由来しています。この泉の水は「閼伽水(智恵の水)」と言い、法要等に使う清浄な水として使用されていました。

※羨道とは、古墳の横穴式石室や横穴墓などの玄室と外部とを結ぶ通路部分。

白山堂

白山堂

白山堂は、室町時代に建立されました。流造屋根柿葺(こけらぶき)で美しい曲線の唐破風をもった社殿で、国の重要文化財にも指定されています。御祭神は全国の白山神社に祀られる白山比咩神(しらやまひめのかみ)と同一神である菊理媛神(くくりひめのかみ)で、当山の鎮守です。白山信仰と陰陽道は古くより深く結びついた為、安倍晴明ゆかりの当山に白山神社の末社が勧請されました。菊理媛神は『日本書紀』によると伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の縁を取り持たれた神様で、菊理媛の「くくり」は「括る」にもつながり、古来より縁結びの神様としても信仰されています。「縁」は巡り合わせでもあることから、人と人を結ぶ良縁成就も御祈願下さい。

白山堂
  1. 拝殿前に進み出て最初軽くおじぎをする。
  2. お賽銭を入れ、お願い事を念じる。
  3. 2回深く礼をする。
  4. 2回拍手をする。
  5. 1回深く礼をする。
  6. 最後に軽くおじぎをして退く

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晴明堂

晴明堂

晴明堂は、平安時代の陰陽師・安倍晴明をお祀りしています。当山は安倍一族の寺として古来より安倍晴明信仰の聖地の一つとして数えられています。平成十六年(2004)、安倍晴明千回忌を迎えるにあたり二百年振りに晴明堂が再建されました。正面にある「如意宝珠」は、いかなる願望も意のままに成就し、また悪を払い、災難を防ぐ功徳があると信じられている玉です。参拝の方は御自身の手で如意宝珠を撫で、魔除け方位災難除けを御祈願下さい。

売店

売店

安倍文殊院の名物「亀パン」や「ぼけ酒」が販売されています。
「亀パン」は、めでたい亀の姿で、パンの生地と中の餡にはカボチャを使用しています。
亀パンは噛めパンとも言い「噛む」事によって脳を活性化する作用があると言われています。
店内でお召し上がり頂けます。また、テイクアウトや郵送も出来ます。

お問い合わせ いわれ茶屋 TEL 0744-43-0002

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